これがケーニッヒ（修繕）工事だ！

気温も下がってきて、いよいよ冬の足音が聞こえ始めてきました。タイヤ交換で賑わう自動車販売会社さんのショールームでブログを書いている　明星光紀（あけぼしみつのり）　です。

今朝はみぞれも降ってきたので、そろそろ雪もチラついてくるかもしれませんね。球春が待ち遠しです（笑）

今日のブログは　これぞ職人の技！　ケーニッヒ（修繕）工事についてご紹介します。

これがケーニッヒ（修繕）工事だ！

シティハウスは５年前から自主定期点検をしています。点検はお引き渡し後１年、２年、３年、５年、１０年、１５年、２０年、２５年、３０年という節目に行う予定で、現在は開始してから最初のお宅で５年目の点検を終えたところです。

最初の定期点検実施住宅はコチラ　中能登町二宮あおば台　K様邸　←　クリックするとページに飛びます。

定期点検をすると、少なからず数カ所は手直し工事（有償・無償含む）が必要なところが出てきます。

今回、定期点検にいったのは、七尾市小丸山台で２年前にご建築下さった　N様邸

完成間近の頃の N様邸。

６kwの太陽光発電システムが屋根の上に載っています♪

点検をした結果、床が軋む音が聞こえてきたので、その手直しをする事となりました。（今回は無償です。）

なぜ、床が軋む音がするのか？

N様邸の床仕上げ材は　カラーフロアー　♪

 

これがカラーフロアー。いわゆるフローリングです。

このカラーフロアーですが、幅が約45cmのものを繋ぎ合わせて部屋一面に貼っていきます。繋ぎ合わせて施工するので、どうしても継ぎ目が出来てしまい。、今回はその継ぎ目が擦れて音がなってしまうという症状（以下：床鳴り）でした（汗）

本来であれば、床下から継ぎ目をめがけてビスを打つと音が止むのですが、今回は床下からビスが打てないところで床鳴りが起きていたので、室内からビスを打って、床鳴りを止める事にしました。

室内からビスを打つとなると、どうしてもビスの頭が見えてしまいます。なので、打ったビスの頭がわからなくなるように修繕工事をしたっていうのが、今回の経緯です。

これがビスを打った状態

写真の真ん中に銀色の物体と穴が見えますよね？

このビスを打った事により、床鳴りも収まりました♪

穴の周りのバリをとって。。。

パテ埋めしていきます

パテ埋めしたらドライヤーをあてて

この状態だとまだ、穴の位置がわかりますね。

パテ埋め　→　表面削り　→パテ埋め　→　表面削り　→　ドライヤーの作業を終えたら、埋めた穴に木目模様を描いていきます。もうこの時点でどこに穴があるのか分かりません♪

はい完成。拡大すると微妙にわかりますよね。（緑の目印の左上の辺です）

でもちょっと遠目から見ると、ほとんど分かりません。（ちなみに一度目を離したら、どこが補修箇所だか分からなくなったのはホントの話です。）

ね？すごいでしょ？

これがプロの技です！！！

この補修作業は、新築お引渡し前の完成検査で見つけた傷にも行っています。もちろん、傷がないのには越した事はないのですが、どうしても人間の手によって作り上げていく過程でついてしまう傷もあるのが正直なところ・・・

でも、この作業で嘘のように傷が消えるので、とっても救われています。（もちろん、傷はないのがベストです）

この工事があるから傷をつけていい。のではなく、これからも注意しながら仕事に当たってもらえるように職人さんにお願いしようと思います！

そんな訳で、ケーニッヒ工事のご紹介でした〜。

では♪

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