ドアや引き戸の開き勝手はしっかり確認しましょう

実は意外と大事な事の一つにドアと壁の関係があります

部屋へ出入りするために必ず利用するのがドアや引戸(以下:室内建具)。日本の住宅は必要な部屋を必要なだけ温める間欠暖房(※)が多く採用されていますので、部屋の熱を外に逃さない為にも室内建具は大事な存在であります。

(※)例えば、LDKは暖房機器で温めて快適だけど、廊下に出ると寒いという暖房方式です

この室内建具、間取りを検討される際に室内建具の開き勝手まで検討されるという方は少ないと思います。

【廊下を歩いている時、開いたドアとぶつからないように】

という点で、注意する事はあると思いますが、さらにもう一歩踏み込んで注意して欲しい事があります。それは

【室内建具を開いてすぐ手の届く位置にスイッチがあるか】

【トイレの手洗器を設置する場合、少しでもトイレに出入りしやすいようにドアをずらしているか】

という点です。

  • トイレや廊下廻りで照明に人感センサーをつけるので、そもそもスイッチは不要
  • 常にスイッチはオンでリモコンを利用する

という方はこの限りではありませんが、やはりスイッチは欲しいと思うはずです。

スイッチを手の届くところに設置出来ない症状はこんな時に現れます。

  • ドアを室内に開く時の開き方
  • 1点にドアが集中してスイッチを設ける為の壁がない

これらの事態を回避するには

  • 間取りを検討する際に実際の生活シーンをイメージしてみる
  • 早め(出来れば上棟前)に電気配線の検討をする

という方法が有効です。工事が進んで室内建具枠を設置してしまうと簡単に開きがっての変更は出来ません(枠には既に間取りに記されたように開く加工がされているからです。)したがって、早めの検討が事前に「しまった!」を回避できるのです。

トイレのドアは例えばこう考えます。

間取りはイメージです(実物件ではありません)

トイレに出入りする際、手洗器が室内建具んも開口を狭めています。したがって、階段側に建具を寄せるのがセオリーなのですが、この場合は階段の腰壁の笠木が影響して開閉に支障が生じてしまいます。したがって、少しでも出入りしやすいトイレにする為にはこうします。

開き勝手を変えて、手洗器・紙巻器を反対側の壁に設置します。これで大分出入りしやすくなりますよね。このように建具の開き方で生活する上での便利さは変わってきます。

本来であれば間取りを考える住宅メーカーの方でこのような事が無い様に設計するのは当たり前なのですが、まれに気づかないで提案してしまう可能性もあります。その他室内建具についてはこのような事にもご注意下さればと思います。

建具は必要最低限の個数にしましょう

一生に一回の家づくり、後悔するなというのが無理な話ですが、少しでも「失敗した」と思うような箇所を無くしましょうね。

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