基礎コンクリートに入ったヒビを見ても慌てずに

コンクリートはヒビ割れする可能性が高い材料です

基礎工事や駐車場等で使われるコンクリート。とても強度が高いイメージがあり、実際に強度は高いのですが、実はコンクリートは表面が割れる可能性が高い材料です。

この事は誰しもが知っている訳ではありません。入居後しばらく時間が経過して、ふと基礎を見た時にヒビが入っているのを発見するケースも多々あるかと思います。

もし、事前に【コンクリートはヒビ割れやすい材料】という事を知っていれば、ヒビを発見した時に「自分の家は大丈夫なのか?」と心配になる事はないとはずです。そのような心配をしてほしくはないので、今日はなぜコンクリートは割れる可能性が高いものなのかという事についてご紹介します。

住宅の基礎は工事が始まって一番最初にする工事であり、とっても重要な部分です。基礎は建築用語的に 主要構造部(壁・柱・床・梁・屋根・階段) といわれるところに該当します。主要構造部っていうくらいなので、とても大事な箇所なのが分かります。

楽しみながら子供の成長を見守れる家の基礎(施工事例はコチラを参照下さい:シティハウス産業HP施工事例

基礎は鉄筋とコンクリートを使って造られているのですが、先程から申し上げているとおり、高い確率で表面にヒビが入ります。「大事な部分にヒビが入るなんて欠陥じゃないのか!」と思うかも知れませんが、欠陥ではないケースがほとんどです。ヒビが入るメカニズムは以下の通りです。

住宅の基礎(コンクリート)は下の図のように上の方(土台と基礎)は金物で緊結されて動かないようになっているのに対して、下の方(土地)は自由に動く状態となっています。

 

話はコンクリートの成分に移ります。コンクリートには多量の水が含まれています。水分が時間をかけて蒸発するに従って強度が増していくのですが、水分が蒸発する際、コンクリートは伸び縮みしてしまいます。伸び縮みするのに対して、上図のような状態という事は、必ずどこかに負荷がかかり、ヒビが入る訳です。

でもご安心下さい。ヒビが入ったからといって、基礎の強度が落ちるという事はありません。

なぜなら、以前にコンクリートのプロ コンクリート診断士 の方にヒビ割れをしたお家の基礎について、調査してもらった事があり、その際に上記の話をお聞きしたからです。(お客様も安心しておられました。)

それ以降、気になってコンクリートで造られている建物や工作物(橋等)を良く見るようになったのですが、やはり高い確率でコンクリートに入ったヒビが見受けられます。当たり前ですが、ヒビが入った建物は倒壊とは程遠い強度を誇っています。そう考えると安心して頂けると思います。

特にヒビ割れが生じやすいのが建物も真ん中あたり

コンクリート診断士の方はこのようにおっしゃいました。

私達はお客様に「基礎にヒビは入る可能性が高いです」とお伝えすると共に入ったヒビが目立たないように下の写真のように櫛引き(縦線)仕上げをするようにしています。

櫛引仕上げをした基礎(引用元:シティハウス産業HP施工事例

コンクリートは割れるもの。もしヒビを見かけても慌てずに建築された住宅メーカーへ報告してくださいね。(点検に来てくれると思います。)

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