家づくりコラム

【アルミサッシ】窓枠の色を工夫して思い通りの空間を演出しましょう

明星光紀
更新日

窓枠の色を選んでみましょう

窓は家づくりにおいてとても重要な役割を担います。

どこにどんな窓を付けるのかによって様々な工夫が出来ます。しかし、窓はただ沢山つければ良いという訳ではありません。何故なら窓は熱損失が大きい為、つければつける程断熱性能が落ちるからです。

ではどのように窓をつければよいのか?

という事についてはこのコラムでご紹介していますので、お時間のある時にお読み下さればと思います。

窓の形状と大きさを選ぶ3つのポイント

今日は窓の見栄え=色の事についてご紹介します。良かったらアナタの家づくりの参考にして下さいね。

窓枠の存在を消すという選択肢を検討してみましょう

窓には2種類の窓枠があります。

弊社が現在お客様にご提案しているアルミサッシメーカーはLIXILさんと三協立山さんの2メーカー。その中で多くお客様にご採用頂いているのがLIXILさんのサーモスLという商品なのですが、これは外側と内側が選べない製品になっています。

外側と内側の色が一緒のメリット・デメリット

メリットの一つにコストパフォーマンスに優れている事があります。内外同色の製品は内外別色のものに比べるとコストが抑えられ、断熱性能も認定低炭素住宅等の省エネ住宅にも対応できる製品であることからそのように考えることができます。

デメリットとしては内外の色を変えられない事、内外別色の製品では高性能サッシがあるのに対して同色だと高性能サッシのラインナップがない事です。

白い内観は汚れが目立つのか?

私個人的には内外別色のサッシをご提案する事が多いです。理由としては窓枠の存在を消せる事、見せる場合であっても床の色と同系色のものを選べる事があげられます。

白い内観色の窓枠を採用したアルミサッシ(引用元: 家族一人ひとりの暮らしを考えながらつくられた家

 

内観色の中でも特にご採用比率が高いのが白い窓枠。壁紙は基本的に白ベースのものが多く、存在を消しやすい事と存在は消せないまでも白は清潔感があってお部屋をより明るく感じれるからです。

白は汚れが目立つのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、部材には樹脂が採用されているので汚れが付着しにくく、汚れたとしても水拭きでサッと綺麗に出来ます。

窓枠をあえて魅せる事も可能です

窓枠のは存在を消すのではなく、あえて魅せる事も可能です。このような場合に見せると空間がより豊かになると考えます。

床の色や化粧梁の色に合わせた窓枠を採用したLDK(引用元: 【視線の抜け】を上手に利用した家

窓も内観イメージを左右する大事な存在

このように窓は内観イメージを左右させる存在だし、内観色を変えてみるのも面白いと思います。

一生に一回の家づくり。色々と考えて楽しんで下さいね。