電気料金値上げを憂うより自分達に出来る事を考えよう

先日、北陸電力さん(以下:電力さん)から電気料金値上げの発表がありました。

来年4月からオール電化住宅は約9.7%の値上げになります。

との事。各メディアでも報じられていますが、値上げされても全国の電力会社に比べればまだ良心的な価格設定だと思います。従って、電力自由化でどこの会社からでも電気を仕入れられるとはいえども、電力さんから浮気する必要はないと個人的には思います。

ただ一つ納得いかないのは、オール電化住宅ではない一般住宅の電気料金は据え置きって事です。

たくさん電気を使っているお得意さん(オール電化の家庭で40万軒あるどうです。)から沢山お金を頂こう。というのが引っかかる訳です。

もう決まった事なので、文句を言っても仕方ないし、これからの時代はますます電気料金って上がっていく傾向になるのは間違いないとボクは思っています。

では、これから住宅メーカーはどのような生活(家)をお客様にご提案していけば良いのでしょうか?

  1. 今まで通りの断熱性能で節約を心がける生活
  2. 断熱性能を良くして、暖房や冷房費を減らせるような生活
  3. 昔は夏暑くて、冬寒いのが当たり前だったので、ひたすら我慢する生活

答えは言う必要もないと思います。(2.です。)

断熱性能を良くした住宅は光熱費が安くなるばかりでなく、医療費も安くなるという統計データもあります。さらにヒートショック(※)も回避出来るので、家庭内事故の削減にも役立ちます。

※急激な温度差によって体に及ぼす影響のこと。 これにより失神、ひどい場合には心筋梗塞・脳梗塞などになります。

残念ながら、今の住宅施策で定められている省エネ基準を満たせば、それで対策が万全に施されているという事ではありません。(世界基準的には日本は断熱後進国だからです。)

住宅を新築する際、現在の断熱基準をクリアするのはまだ義務ではありません。しかし、そのような住宅を提案するのはメーカーとして当然すべきだし、出来るだけしていきたいと考えています。

初期投資はかかりますが、入居後に断熱工事をするのは大変ですから。

今回の電気料金値上げについては電力さんばかりを責めるのではなく、これは世の流れで仕方ないものとして、自分達住宅メーカーがお客様の為に出来る事を見直す良い機会になったと思います。これから更に断熱を意識していきたいものです。

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