あれから5年。当時を振り返って今感じる事。

5年前の今日は東日本大震災でした。もうあれから5年ですね。ご親族を亡くされた方、被害に遭われた方のご心労は大変なものだと思います。心よりお悔やみ申し上げます。

今日のブログはボクらの業界、そしてボクが営業している地域で起きた大震災の影響について振り返ります。

5年前の今日、ボクは長男が急性胃腸炎だったかな?で入院したので、奥さんと交代で付き添いしてて、病院でテレビを見ていました。するとグラグラと大きな地震が!揺れも比較的すぐに収まったので、「また、能登半島地震が来たのか?」程度に軽く考えていると、見ていたテレビの画面には、地震の深刻さをあらわすニュース速報がバンバン出てくるではありませんか!!!

「やべー。こりゃ、大変な事になっているぞ」と9.11のアメリカ同時多発テロ以来のやばさを感じながら、その後、ずっとテレビの画面に釘付けでした。

建材製造工場が被災!圧倒的な資材不足に!

震災発生から数日後、業界内に衝撃が走りました。

・構造用合板(床や壁、屋根の下地材)が製造不可

・断熱材(グラスウール)の製造不可

・外壁(窯業系サイディング)の製造不可

等々、今の住宅では必要不可欠な資材の生産がストップしてしまったんです。

こうなると、起きるのは資材の確保合戦。大手ハウスメーカーさんはその巨大な資本力をもって、在庫確保に奔走したり、ボクらも自分達の仕事に支障が生じないように構造用合板の確保に奔走したりしました。(政府からは復興支援に資材が必要になるので、過度は在庫確保は自重するように・・・との通達も出たくらいです。)

当時、標準採用していた断熱材(グラスウール)も入ってこない、外壁も生産できないという事で、世間では工事を中断せざるを得ない現場が続出しました。

(当時、シティハウスは被災しなかった会社さんの外壁を標準採用していたので、そのような事態には陥りませんでしたが、その外壁メーカーも生産する品番をしぼって、集中的に生産します!という施策を採用。にもかかわらず、注文が殺到していたので、納期は数ヶ月後若しくは未定です!って感じでした(汗)。まぁこの時期は外壁を張る工程の現場が少ないのも不幸中の幸いでした。)

それでも、やはり日本はすごい!数ヵ月後には、構造用合板、外壁の製造工場は復活し、生産ラインも順次動き始め、再び安定供給してもらえるようになりました。(断熱材は需要にたいして、生産が追いつくまでにはかなり時間が掛かりましたが。。。)

ちなみにですが、外壁の工場は、それまでお付き合いが薄かった会社さんの工場がいち早く復旧♪それまでお付き合いしていた会社さんは、納期未定の状態が続いたのと、余程忙しかったのか、対応も残念な対応でしたので、いち早く復旧した会社さんと新しいお付き合いが始まりました。※この会社さんとはいまだに良いお付き合いをさせてもらっています♪

今、思い返すと色々な事がありましたし、この5年でシティハウスの家づくりの方向性やボクの考え方もどんどん変わって来ているっていうのを5年前のブログを見ながら思いました。

これからもどんどん時代は変わって、今している事が当たり前でなく、どんどん時代遅れになっていくのは否めませんので、常に勉強しなくてはいけません。

さらに外壁メーカーの件から学ぶことは、

  • お客様が困った時、どこまでお客様の事を考えて行動できるか?
  • 今までお世話になった方(OBのお客様)、お世話になっている方をちゃんと大事に出来ているか?

っていう事を商売の大前提にしないとお客様から選ばれる会社ではあり続けられないだろうな。って事です。

これからもお客様に選ばれる会社を目指して頑張ろう。そんな事を感じた大震災発生5年目の朝でした。

さ、今日も頑張りマース。では。

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