ボクはこの業界に向いてないと言われてました〜その①〜

今日と明日はお休みを頂く予定の 明星光紀(あけぼしみつのり) です。今日は長男がお世話になった七尾高校野球部の甲子園予選2回戦の応援で金沢へ、明日は次男の部活の応援で富山県黒部市へ行ってきます。

ご存知の方もいるかもしれませんが、ボクの出身地は埼玉県です。なんで七尾でこのお仕事をしているのかというと妻のご両親の家業を継いだからなのですが、前職は東京のど真ん中=大手町で商社に勤めていました。

退職するまでの4年間通ったオフィスビル

商社といっても要は問屋さんです。サンミック千代田という日本製紙の子会社で主に日本製紙の紙を出版社や問屋さんや印刷会社等々、紙を必要としている所に売る仕事をしていました。

なんで紙の商社を選んだのかというと大学のサークルの先輩が数人この業界に就職していて

  • 安定した業界
  • お仕事はそれほど忙しくはない(要はラク)

みたいな話を聞いていたからです。って本当にナメくさってますよね(苦笑)いくつか紙の商社の就職試験を受けて、拾ってくれたのが同社なのですが、この内定者の集まりで妻と出会ったのです。ってその話はいつか機会があればしますね(笑)

入社式を終えてボクが配属されたのは出版用紙部。自分でいうのもなんですが、当時は結構花形部署だったと思います。後から当時の部長に聞いた話ですが、取るのをボクかもう一人(深谷くん)か迷ったらしいです。本当は深谷くんが欲しかったらしいのですが、ボクを選んだとの事。何故かというとボクが次男だったからだそうです(笑)深谷くんは大手卸商社の重役のご子息かなんかで辞めるかもしれないと思ったらしいのです。(まぁ結局ボクの深谷も辞めちゃいましたけどね(汗))

出版用紙部は教科書系の出版社を主に担当する一部と小学館、集英社、ベネッセコーポレーションといった花形出版社を主に担当する二部がありました。

ボクは一部に入り、一部の中でもまた独特な取引先をもつ先輩の元で仕事をする事んなりました。(先輩は九州出身の方だったので、近い将来九州支店に戻してあげたいという上司の想いもあったのだと思います。)

ちなみにボクが担当した先で大きいところはこれらの会社さんでした。

  • 実教出版(教科書)
  • 宝島社(大衆誌)
  • キングジム(事務用品)
  • 広済堂出版

話は戻りますが、紙の業界ってちょっとおかしいんです。

一番立場が弱いのが商社でメーカー(日本製紙)に売ってください。と頼みに行き、お客様に買って下さいと頼みに行くのがボクの前職時代の通例でした。

お客様からこんな紙が欲しいと言われるとすかさずメーカー担当者のご機嫌を伺いに行きます。「○○出版さんがスポットでこんな本を出されるので、何とか紙を売って頂けないでしょうか?」って。

すると、メーカー担当者からはあからさまに不愉快な顔且つ上から目線でこう言われました。「無理!」って(苦笑)

それでも拝み倒して、売ってもらう約束。を取り付け、今度は値段交渉を行う。そんな毎日でした。

長くなったので、続きはまた明日〜。皆様、良い休日をお過ごし下さいませー。では!

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