【製材供給前線異常あり】~ウッドショックの裏事情~

取引先や業界関係者と世間話をしていると「ウッドショックどうですか?」とよく聞かれるのですが、いよいよマジでヤバいな・・・と身に染みて感じてきた 明星光紀(あけぼしみつのり) です。

【木がないし、ある木の値上がりがハンパない!】

当然ながらお客様からご契約をいただく為にはお見積書を提示しないといけません。

ボクらはお見積書を作成する際、業種によっては業者さんからお見積りを頂くのですが、事(こと)製材関係については今まで書いてなかった文言はお見積書に書かれています。

「お見積り金額は当月出荷分の金額であって、それ以降は確約できません。」っ(汗)

マジかよ!(ってこの画像懐かしいな。笑)

通常、お見積りを提示して、一発でOKしていただくお客様はほとんどいません。。。というのも、お客様のご要望を沢山盛り込んだ内容でお見積りをするので、ほぼご予算をオーバーするのです。

ご予算をオーバーすれば内容を再検討していきます。その後、なんだかんだとスムーズに話が進んだとしても最初に最初にお見積り書をご提示してから、ご契約→着工→上棟に至るまでは数ヶ月かかります。

なので、製材業者さんから頂く当月出荷限りのお見積金額はまったくあてにならないのです。。。なんてこった。。。

ありがたくご縁(ご契約)を頂いて、いよいよ上棟日が決まり、お見積書に書いてあった「当月出荷以降は再見積です」の通りに再見積もりをお願いすると、当初のお見積りよりも最高1.5倍くらい高くなっているなんていう事も。。。

【木材を供給できません。。。】という事態に陥っていないのは不幸中の幸いなのですが、それでも材木代がお見積り時(契約時)の1.5倍という事は仮に300万円だった場合は450万円になる訳で。。。

はい、マジでヤバいです( ノД`)シクシク…

お客様も当初のお見積りをベースに銀行さんからお金を借りてくれているので、材木代が上がったからといって、差額負担をお願いする訳にもいきません。という事はボクらでなんとかするしかありません。。。

ホント、この先どうなるのだろうか。。。

一番悪いのはコロナですが、この状況をただ嘆いて、不平不満を言っても何も解決しないし、自分の機嫌が悪くなるばかりです。そして、不機嫌丸出しでお仕事をしていればスタッフやお客様にも悪影響しか与えれません。

なので、溜まったストレスを発散しに今夜はサウナに行こうかな~と思った次第です。えぇ。。。

あ、嘘です。普通にイキタイだけです。

そんなこんなで変わらず【製材供給前線異常あり】な建築業界ですが、手を変え、品を変え、お客様にご迷惑がかからないようになんとか頑張っていこうと思います。

はー、早くウッドショック落ち着かないかな。。。

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