お客様から聞かれて答えにくい質問No.1

口内炎が出来て早くも数週間が経過。そろそろ覚悟を決めて歯医者にいかないとな〜と思っている　明星光紀（あけぼしみつのり）　です。

歯医者さんに限らずどんなお仕事でも共通して言える事ですが、お客様の不安に寄り添う事って大事ですよね〜。

例えば、専門知識を持っている側からすれば素人同然のお客様からぶつけられる不安は「そんなに心配する事じゃないよ〜」とか「いや、それが普通だから」といった感情を抱いてしまい、ついつい対応が不十分になってしまう事もあるかと思います。

一方、違う人（専門家）に相談したら、すごく親切に対応してくれて、自分の欲しい答えを教えてくれたとします。その時に安心感はハンパないだろうし、その人に信頼を寄せるはずです。

なので、どんな事にも親切丁寧に接するべきだよな〜と感じる今日この頃です。

さて、不安といえば、初めて家づくりをする方にとって金額の不安は絶対について回ります。世の中に絶対はないけど、これだけは絶対かもしれません。あ、本当にお金を沢山お持ちの方はそこまで不安は抱かないかも。。。

で、お客様とのお打ち合わせの序盤に「この建物で大体いくらくらいですか？」と聞かれる事が往々にしてあります。

その気持ち、痛いほどわかります。

というのも、ボクのこのブログのフォーマットやシティハウスのHPを作ってもらう時にWEBマスターの海津さんに「大体いくらくらいかかりますかね〜？」と聞きましたから（笑）

その時の答えはボクがお客様にお答えするのと一緒で「わからない」でした。

理由は簡単、【どんな仕様になるか分からないし、計算してみないと分からないから】です。

お家で考えると、お家ごとに使う建築資材や住宅設備機器、間取りも大きさも窓の数も全然違います。そりゃ分かりませんよね。

我が社は見積もりシステム（項目）を簡素化しているので、概算見積もりという概念もなく、普通にお見積りのご提示になります。

でも、どうしても知りたいと聞かれれば、これまでの経験値で「大体これぐらいですかね〜」と根拠ない金額をお伝えする事もあります。しかし、お見積りをするとほとんどがお伝えした金額よりも高くなってしまうんですよね～（汗）

「えーーーーー！なんでーーーーー！！！高くなり過ぎないようにしっかり工夫したつもりなんだけどな〜」と思わず責任を積算担当者に押し付けようとしてしまいますが、内容をチェックするとやはりかかるものはかかるんです。。。

この時のお見積り提示の瞬間ってすごく嫌なんですよね〜。最初にお伝えした概算金額とお見積り金額に大きな開きがあるとお客様に嫌われてしまうのではないか？と思ってしまいますしね。

なので、ボクら営業マンが【お客様から聞かれたくない質問】がお打ち合わせ序盤での概算の質問なんです。

もちろん、金額についての質問をしないで欲しいと言っている訳ではありません。ただ一つご了承いただきたいのは、ボクらもお客様に嫌われたくない一心でちょっと休めに言ってしまう傾向があるという事です。

という訳で今日は津幡市で増築をご検討中のお客様への金額の連絡を行います。ご要望通りの金額は難しそうだし、伝えにくいな～。まぁ、今が自分達にとってのベストだし、これでご判断いただこうと思います。

よし、今週も頑張ろうっと。では！

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