家づくりコラム

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2世帯住宅は世帯ごとに玄関を分けるべきか

更新日

価値観が違うからこそ玄関は分けた方が良いのでしょうか?

弊社でもお問合せ(施工実例)が増えてきている2世帯住宅。やはり一番大事なポイントは親世帯と子世帯の良好な関係です。

当たり前ですが、親と子では価値観や家づくりに対する思いも違います。そこで今日は毎日使う大事なスペースである【玄関】は一緒で良いのか、別々が良いのかという事について実例を交えてご紹介します。

まず親世帯の玄関のイメージは以下の通りです。

それに対して、子世帯のイメージはこのようになります。

玄関が一緒の場合、床の色や壁紙等の内装はどちらの意見を採用すればよいのか正直悩ましいところです。(大概、子世帯の意見が優先されますが。)その他にも下記のようなメリット・デメリットがあります。

デメリット

メリット

玄関を別にした時のメリットとデメリットはというと、上記の逆となります。参考までにシティハウスでご建築くださったお客様はどちらのスタイルをとっているのでしょうか?

玄関ホール

玄関を一つにして、シューズクロークや収納を玄関から行き来出来るところに設けたS様(引用元:シティハウス産業HP施工事例

玄関の横に大きなシューズクロークを設けたK様(引用元:シティハウス産業HP施工事例

この2つの事例以外にも沢山の2世帯住宅をご建築させていただきましたが、ほとんどが玄関はひとつです。やはりメリットからデメリットを差し引いても一つの方が十分メリットがあるからだと思います。

時には都合が悪い時もあるかもしれませんが、家族なのですから、お互いを気遣い、言いたい事は言い合いながら、収納の面についてはしっかり容量を確保出来るようなシューズクローク等を検討して、玄関は一つというという選択をされるのが良いと思います。