お役所が苦手という黒歴史を乗り越えて今は楽しくお仕事してます♪

立場が変わると行動や考え方が変わりますよね。どうも、昔はお役所の人が苦手だった　明星光紀（あけぼしみつのり）　です。あ、だったというよりは一部の人を除いては今も苦手かな？（笑）

ボクが社長になる前は正直お金になる仕事はなんでもするような体制だったし、ボクもそれで良いと思ってました。まー、借金が山のようにありましたからね（汗）

それでもお金になる仕事でも公共工事や設計事務所絡みの価格競争を伴う仕事はどうしても好きになれませんでした。理由はひとつ。

やって当たり前

と思われるからです。つまりこれらのお仕事って感謝されるってことはほとんどないんですよね～。もちろん全てのお役所の担当者さんや設計士さんがそうではないですよ。良い関係性を維持できている方は今でもお付き合いしているし、過去ご一緒したお仕事でも感謝が尽きませんからね♪

ただ、大半の方はかなり上から目線で物事を指示してきました。そういう風に振舞うように指示されてんのかな？（苦笑）定期的に行われる定例会議で嫌味を言われ、自分達の至らなさを指摘され、その都度嫌な気分になりながらも【お金のため】と思って歯を食いしばって屈辱に耐えてきました。

って、屈辱に耐えてきたって大袈裟な（笑）

話は変わりますが、そんな時分からボクはお仕事や経営に対しての考え方をお勉強するのが好きでしたので、色々な方の話をお聞きしていました。そして、最終的に「この人に師事しよう！」とたどり着いた方々からこのような事を学びました。

• 仕事は楽しいもの
• 嫌いな仕事はしなくてよい
• 自分を好きになってくれる人を良い仕事が出来ればよい。その為には自分（人となりや考え方）を知ってもらう事が大事。

これらのことをしていれば数字（売上げ）は後から付いてくる。って。あ、売り上げの件については「そんなのは綺麗事や」って思ってしまってましたけどね（苦笑）※今では本当にその通りだと思ってます♪

お金に固執して仕事を選ばない日々を過ごしながらも、７年くらい前？に先代から経営を譲り受けました。そして、社長になってしばらく経ったころ、ある事を決めました。

公共工事や設計事務所絡みの価格競争工事はやらない

って。もちろん先代は大反対です。何度この事で言い合ったことか（笑）でも、価格競争の仕事って本当に良いことがある方が少ないとおもってました。

• 協力業者さんにも厳しい金額で発注しなくてはいけない
• 書類等の仕事も増えたり、現場に拘束される時間が長いのでスタッフも疲弊する
• そして発注者からは感謝されない

正直、何でお前らに頭を下げて仕事もらわないといけないんや。って思ったし、嫌な仕事に時間を費やすよりはもっと他の事に時間を使って自分の好きな人達が喜んでもらえるような仕事をしたいって思ったんです。

だからやめる。たとえ一時的に売上げが下がっても絶対やめる。その気持ちは変わりませんでした。

その後もしばらくは利益を出すことに目がくらんで協力業者さんにご迷惑をお掛けしたこともありました（汗）愚の骨頂の施策で工事発注の入札を行ったりね。。。※これはすぐにやめました（苦笑）

それ以降はというとスタッフの数も増え、人柄の良い沢山のお客様にも恵まれて、順調に楽しく仕事をさせてもらってます。

そんなボクですが、実は最近よく市役所に顔を出すようになりました♪

というのも地元建築士会の総務委員長＝執行部（主に行政の方）とのパイプ役を仰せつかっているからです。職員さんと沢山接点をもっているうちにとても関係性もよくなり、今は市役所の職員さんでは苦手と思う人はいないようになりました。あ、県の職員さんは変わらず苦手ですが（笑）（仕事はしてないけど、書類等の提出で県庁にいったりするので）

そんな訳で人間関係はお仕事に大事だし、これからも自分から敵をつくる事なくみんなで仲良く、楽しくお仕事出来ればよいな～と思った朝なのでした。

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