2016.2.15(月)
内装・収納・室内ドア・電気などのこと 家づくりで後悔しない方法
クロスの不具合が発生しやすい天井
昨日の暖かい気温から一転、雪がチラついている七尾市で住宅会社をしている 明星光紀(あけぼしみつのり) です。
先日、LIXILさんのフォーラムで建築家の伊礼さんのお話を聞いてきた事はこのブログでも書いたのですが、今日は伊礼さんの設計でもよくあるパターンの外観から起きうるであろう内装の不具合についてご紹介します。
伊礼さん設計の住宅。格好良いですね~♪
部屋の天井が斜めの場合はこの点をご承知下さい♪
伊礼さんの設計コンセプトの一つに 無駄な空間はつくらない というものがあります。だから天井の高さとか、ボクらでは考えられないような高さで作ったりします。(ちなみにボクらは通常2.5mで作るけど、伊礼さんは2.2mとかでつくったりします。)
話は変わりますが、上の写真のような写真のような屋根形状にすると、2階の天井の一部は斜めになる箇所が出てくるので、はこんな感じで天井を仕上げます。
それぞれに一長一短はあります。段にすれば「あっ!この天井ちょっと凝っているな~」と見た人は思うかもしれないし、「くど!そして、掃除が面倒くさそう!」って思うかもしれません。
斜めの場合はスッキリしますが、思わぬ盲点があります。それは・・・
ビニールクロスや塗り壁で天井を仕上げた場合、ココにシワがよったり、ヒビ割れたりします。それも綺麗にじゃなくて、ややジグザグに。。。
えーーーー!!でも、プロなんだし、職人の技で何とかならないの?というご意見も聞こえてきそうですが、限りなく難しいです。ボクの経験上。(職人さんの腕が悪いから、ヒビが入るわけではないって事を知ってもらえればと思います)
ヒビやシワが入る理由については、色々考えられます。
- 木は生きている(動く)ので、下地(ボード)を動かす
- 車やダンプ等が通った振動で家が揺れる
- その他
その他ってなんやねん!
(笑)
冗談はさておき、話は最初に戻ります。ですので、もし、こういった症状を少しでも回避したい方、段の仕上げが気に入らない方は思い切って、天井の高さを下げて、フラットな仕上にしてみてはいかがでしょうか?だって、有名な人気建築家さんもそんな事しているんだから♪
ちなみに現在建築中の七尾市国下町 C様邸 もこのような屋根形状なので、天井の高さを下げました。C様邸は来月末に見学会を開催させていただく予定ですので、どんな感じになるか興味のある方は是非見に来てくださいね。
少しでも皆様の家づくりの参考になれば嬉しいです。
では。
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