残念がらその工事はサービスではないんです

おはようございます。やった事がない事って、どうしても　面倒臭そう　とか　難しそう　と思って、ついつい後回しにしてしまう　明星光紀（あけぼしみつのり）　です。案外やってみると、すんなり終わったりするんですけどね（苦笑）

ボクらの常識はお客様にとっては常識ではない

だいぶ前の話です。あるお客様からこのような質問をいただきました。

「クリーニング（掃除）は建築会社さんの負担（サービス）でするものじゃないんですか」　

って。

へ？マジで？って一瞬思いましたが、よくよくお客様の立場になって、この事について考えてみると、こういう風に考えるのも一理あるな〜って思い直しました。どんな風かというと・・・

建築会社の工事の都合で工事現場が汚れているのだから、自分の負担で綺麗に掃除するのが当然でしょう？

って感じ。お客様からこのような質問を頂くまでは、今までそんな視点でクリーング工事の位置付けを考えた事はありませんでした。

残念ながら、クリーニングもお見積もりに入ってます

ここで改めて説明すると、クリーニング（美装工事）って、建物が完成して、畳入れたり、障子を建て込んだりする前に家全体を掃除する事を言います。窓や室内の至るところを拭いたり、床の傷防止材（保護材）を撤去して掃除機をかけたりするんです。

ボクらは通常のお見積もりはで、この工事をして当たり前の工事として計上しています。だって、綺麗にしてお引き渡しをしないとお客様も気分悪いですもんね。

 

なぜ業者負担（サービスではないのか？）

建築会社の立場でモノをいいますね。工事中に現場が汚れるのは当然の事です。だって、現場内で、木を切ったり、加工したり、各種建築資材を加工して現場で納めている訳ですから・・・それで汚れないはずはないですよね。※もちろん、工事期間中も大工さんが定期的に室内の掃除をしていますよ。

で、ボクらのお見積もりですが、、工事に関わるものは全て、お見積もりして、お客様へご提案しています。車に例えると、製造に関する全てのものが含まれての販売価格じゃないですか？それと一緒です。

※納車の時に基本は掃除しませんけど、掃除したら＋３万円かかります。なんて売り方していませんもんね。

なんとなくご納得頂けますか？

ちなみに、今日ご紹介した事は、おそらくどこの住宅会社さんも同じ考え方だと思います。だって、業界の常識だから（笑）

ですので、お見積書にさりげなく、クリーニング費用って入っていたら、決して「おかしい」と思わずに、これは工事に必要な費用なんでしょ。って思ってくださいね。

あっ！決して、ご質問をして頂いたお客様を悪く言っているのではありませんよ！業界の常識に触れていない方で、このように思う方がいるって事は、このお客様以外に沢山同じように思う方もいるんじゃないかな〜って思ったので書きました。

ご自分たちで「余分な費用を請求された」って勝手に判断して、気分を悪くしないように・・・とも思って、ご紹介している訳です。

そんな訳で今日もまとめ

これから工事をする方へ

このようなケースと同じような工事項目で、

• 仮設トイレの設置、維持管理、撤去費用
• （工事中に電線から電気をとって、工事を出来るようにする）仮設電気のポール設置費用と電気使用量
• 仮設水道の設置、水道料（下水道の場合は下水料金も）
• ゴミ箱（工事中に発生する産業廃棄物）代

などがあります。これらも大体どこの会社もお客様へのお見積もり書に計上されていると思います。だって、工事するのにどうしても必要なものなので・・・（汗）

そんな感じです。マイホームの建築は着工から完成まで、約４〜５ヶ月と長期間に渡ります。お互い言いたい事、聞きたい事は遠慮なく、言ったり、聞いたりして、ストレスや後悔がなく、心の健康を保てるように頑張りましょうね〜♪

では、今日も1日頑張ります。 

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