2016.4.27(水)
油断大敵!湿気も大敵!
デスクワークが続くと背中が痛くなる 明星光紀(あけぼしみつのり)です。基本猫背なんですよね~(汗)なので、背中が痛いときは姿勢を正してパソコンのキーボードを叩いています。って今も背筋をピンと伸ばしていますよ。痛いので。。。
ボクは、ちょっと油断すると背中が痛くなるので、姿勢を正すように気をつけているのですが、マイホームをお持ちの方にも生活していく上で気をつけてほしい事があります。
それが湿気の問題。
今日は湿気が住宅の寿命を縮める一因にもなるんですよ~という事例のご紹介です。
湿気は木造住宅の大敵です
以前にお客様から、天井裏に湿気が登ってしまった際、放置してたら木が腐ってしまうのでは?という質問を頂きました。
質問を頂いた理由は、ボクらのミスが原因です(汗)
ボクらはお客様のお家が完成したら、工事に携わった業者さんを集めて 完成検査 をします。なぜなら、お客様がご入居した直後に、「あ!ここ都合悪いし、見に来てーーー」という事を極力なくすためです。
で、その検査の時に事件が起きました。隅々まで点検しようとして、お風呂の天井にある点検口(蓋)から天井裏の状況を確認したのですが、そのまま蓋を元に戻さないまま(開いたまま)にしてしまったんです(汗)そして、その状態に気づかないままお引き渡しをしてしまい、お客様も気づかずにお風呂に入ってしまい、入浴後に換気しようとした時に 「あれ?なんで天井に穴があいているんだろう?」 という事になった訳です。
本当に申し訳ないです。。。
話は変わりますが、日本の住宅が長持ちしない最大の理由をご存知ですか?まだまだ使えるのにより快適な暮らしをするが為に建替えをしてしまうのも大きな理由のひとつですが、その他にも大きな理由があります。
それが湿気の問題。
日本は四季があり、季節ごとの寒暖の差が激しい事は言うまでもありませんが、 湿気 が多いんです。
日本の住宅(一戸建て)の多くは木で作られている木造住宅です。ちょっと想像してみてください。木に限らず、物体が水にずーーーっと浸かってると傷み具合が早くなるのは容易に想像つきますよね?それ以外にも湿気は要らぬ虫もおびき寄せます。
はい。それが、シロアリ。
ちなみに、シロアリについてはこちらのブログをご覧くださいね~。
シロアリって木を食べてしまいます。柱とかを食べられると建物が弱くなって、住みたくても住めない状態になっちゃいます。これが日本の住宅が長持ちしない最大の理由だとボクは思います。
ですので、換気はとっても大事。
話は戻りますが、このような事はお客様の多くもご存知の事なので、蓋が開いてて、湿気が天井裏にあがってしまって、木は腐らないのか?と心配になったのだと思います。
でもね、ご安心ください。(決して、自分らのミスを庇っている訳ではありませんよ!(汗))
住宅の小屋裏(屋根裏)は常に換気出来ているように設計されています。ですので、一時的に大量の湿気が小屋裏に放出されてもしっかり換気出来るので、木が腐ったりするような心配はないんです。ただし、継続して、ずっと湿気を放出し続けている場合はこの限りではありませんよ。当たり前ですけど(苦笑)
今回は一時的だったので、まず問題無いと判断して、お詫びすると共にその旨をご報告しました。
参考までにお風呂の換気に関する豆知識のご紹介もしますね♪
入浴後、窓を開けて換気扇を回す方が多いと思いますが、あれは 換気効率的には意味ないんです。窓を開けるなら換気扇を回さなくてもいいんです。※理由はお風呂(ユニットバス=組み立て式のお風呂)の仕組みの関係でです。
入浴後、隣人の目が気になる等がなく、窓を開けれる環境にある方で、電気代を節約したい方は窓を開けて換気扇は回さないという方法もありかもしれませんね♪
人間は水がないと生きられませんが、木の家にとって水は大敵です。
それだけは覚えておいて下さいね~。では!
七尾で、家づくり・新築・リフォームに関するお問い合わせは

シティハウス産業株式会社にお気軽にどうぞ♪
石川県七尾市馬出町ハ部51番地3
TEL.0767-53-2133
電話は30秒後以降は転送になりますので電話を切らずにお待ち下さい。
SNSで毎日発信中♪