2019.1.21(月)
お見積もりのご提示は一番苦手な瞬間です
昨日の午前中はリフォームをご検討中のお客様へお見積もりのご提示と内容説明をしてきた 明星光紀(あけぼしみつのり) です。実はこのお見積もり提示が結構罪悪感というか、嫌われたらどうしようとか、色々な感情が入り混じってなんとも苦手な瞬間であったりします。
- 罪悪感はお客様のご要望をお聞きして、こちらからご予算内に収まるようにご提案すべきところを、思うような金額にならずにご予算をオーバーしてしまったりするから感じる。
- 嫌われたらどうしようというのは、お客様の立場で考えれば、「予算と伝えれあるのだから、予算内に収めるのがプロの仕事なんじゃないの?」って思うのが当然だろうし、【じゃあ他の会社に相談するからもうシティさんはいいです。】って判断されたらどうしよう。。。って勝手に想像してしまう事から感じる。
という感じです。こんな感覚も営業から身を退いてしまうと感じれなくなってしまうので、やはりそういう意味でも営業をするというのはボクにとって大切な仕事の一つなんです。
あ、話がそれた(笑)
昨日はこれまで色々とご提案してきた中で、内容的にお客様からご了解を頂けたのでお見積もり作業を堀下にしてもらって、ご提示させて頂いたのですが、残念ながらかなりの予算オーバー。。。
言い訳しても仕方ないので、素直にお見積もりをお見せする前に
すみません。ボクの見通しが甘く、だいぶご予算をオーバーしてしまいました。
と切り出しました。そこから内容についての確認とご説明、そしてさらにご提案と内容変更等についてのお打ち合わせという流れでお打ち合わせをさせて頂きました。
ありがたい事にお客様も「全然話がちがうじゃん!」とご立腹される事もなく、「ボクらもだいぶ要望を言ったし、予算内には入らないのでは?と話をしていたんです。」とおしゃって頂き、お見積もり提示後のお打ち合わせも冷静にさせて頂きました。
ありがたやー。
お客様にもお伝えしたのですが、実は新築でもリフォームでもお見積もりをしてみないと実際金額がいくらくらいになるのか?というのが分からない事が多々あります。
プランニングする人間(営業)と積算する人間(工務(現場監督))が違うので、工事内容に関する捉え方(手間や工法等)が違う
というのが、一番の理由かな?と思います。
ボクらプランニングする方としては「このくらいの金額でできるんじゃないの?」って工事方法(内容)について簡単に考えてしまう傾向があります。それに対して現場に精通している人はそう簡単には考えられなくて、「あんな工事やこんな工事をしないとダメ」って、ボクらとは違う視点で内容を見るんです。
積算が終わって上がってきた見積もりに対して内容を確認の上、ボクらも
- 「これはこうできないの?」
- 「これってどんな内容?」
と項目毎に広崎や堀下と確認はするのですが、やはり彼らの説明を聞くと「なるほどー。そりゃこんだけかかるよね」ってなる納得する訳です(汗)
そんなこんなでドキドキと申し訳なさを感じながらお見積もりをご提示したのですが、同時にお伝えしたのは、こんな事です。
施工してもらう協力業者さんにも気持ちよくお仕事をしてもらう為にも根拠のない値切りをしてお見積もり金額を安くしようとは考えてません。あくまでも自社の利益を調整して、単価を抑えたりしてこのお見積もり書を作りました。
お客様にとっては、「いや、そんなの御社の都合だし、知らんがな」って思う事だとは思いますが、これが結果的にお客様にとってのメリットにも繋がると思うんですよね〜。だって、自分が施工業者の立場だったら、気分良く仕事はできないだろうし、不当に値切られたお仕事だったらドライに割り切って言われた事だけしたり、「あ、ここはこんな提案をしたらお客様も喜んで頂けるんじゃないかな〜」なんて思わないかもしれませんもんね(汗)
ですので、あえて上のような事も補足した訳です。結果的に内容にも納得してくださったし、工事内容の変更という事で再度お打ち合わせをさせていただく事になりました。
嫌われなくてよかった〜ん♪
という訳で今日お伝えしたかったのは、僕らも出来るだけ金額的・内容的にご要望に沿うようにはしようとしているのですが、なかなか難しいものなんです。という事でした。頭の片隅に「そんなもんなんだな〜」という認識を置いておいてくだされば嬉しいです^^
さ、今週も始まりました。今週もやる事満載だし、頑張ります。では!
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