家づくりコラム

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各種モニターの設置箇所にもこだわってみましょう

明星光紀
更新日

言われなければ気にならないけど、言われると気になる事ってありますよね

玄関のチャイムを気にした事ありますか?私達のような昭和生まれの世代はチャイムのみか通話機能があるタイプがほとんどでしたが、ここ10年以上はテレビインターホンが主流になっています。

テレビインターホンもどんどん進化しています。

昔は受話器タイプだったのが今ではモニターにマイクがついていたり、声をヴォイスチェンジ(防犯対策として女性が1人の時、男性の声に変える)出来たり、チャイムを押した人の画像を録画できたり、外出していてもスマホで来訪者を確認出来たりします。

最近の使い方としてはモニターに映った人をみて、訪問販売等の自分の関係のない時は応答しないという方も多いらしいので、そういう意味では必須の電化製品なのかもしれません。(私達世代はチャイムが鳴ると同時にモニターを見ずに玄関に向かってしまう傾向もありますが。。。)

さて、このテレビインターホンですが、個人的には見栄えは決して良いものではないと思っています。

弊社が標準品として採用しているPanasonic VL-SE30XL

従って、このモニターの設置箇所は目立ちにくいながらも見やすい場所につけるのが理想的と考えています。

自分達の生活シーンを思い浮かべて下さい。主に設置するのはLDK内だと思います。

このような場面で来訪者があった時にどこに設置すると見やすいかが設置する際の前提条件です。そして、先にも書きましたが、見た目の関係もありますので、意匠に懲りたいところ(LDKのアクセントクロス面やTVを設置する壁面等)への設置は避けた方が良いと考えます。

テレビの壁面の側面に設置したテレビインターホンモニター(引用元:白い外壁とオシャレな屋根が青空の下に映える家

ではどこにつければよいのか?というと間取りや家具の配置等によって変わるので一概には言えませんが、上記の事を考慮しながら設置すれば後々「こんなところにつけなければ良かった」という事も避けれると思いますので、是非モニターの位置も考えて下さればと思います。

また最近ではモニター関係(エコキュート、TVインターホン、床暖房のリモコン等)をまとめて設置し、設置する箇所の壁を凹ます【リモコンニッチ】という方法も良く採用されています。

リモコンニッチ(引用元:ママへの優しい配慮が沢山されている家

あまり気にしない方が多いかもしれませんが、こんなところまでこだわるとより満足度の高い家になると思いますので、是非こだわってみてはいかがでしょうか?