カーポートの雨樋から水が溢れてる時の対処法

水漏れの原因は雨樋のつまりです

今週に入って雨模様が続きそうです。この雨があがればまた一段と涼しくなって秋めいてくるのでしょうか。さて、昨日は以前にテラス屋根とその囲いを工事させて頂いたお客様からご連絡をいただきました。

電話の内容は雨樋から水が溢れいるというもの

現地確認をしたところ、原因はすぐに分かったので、お客様へ説明をして補修手配をさせて頂いたのですが、対応に回ってくれた業者さんからの作業終了報告では、やはり原因は雨樋に葉っぱや土が詰まったことによる水漏れでした。

今回は囲い板と雨樋の取り合いの関係もあったので業者さんにメンテナンスを頼んだのですが、通常であれば自分でも簡単に作業出来る症状です。そこで今日はもしサンルームに限らずカーポート等で雨樋から水が溢れ出した場合のメンテナンス方法についてご紹介します。

先にも書きましたが、「うちの近所には木（葉っぱ）がないので、詰まるはずはない」と思うかもしれませんが、黄砂や飛来してくる砂の堆積等えも雨樋はつまる可能性は高まりますので、よかったら覚えておきてくださいね。

作業時間は5分で終了できます

多くの住宅で採用されているカーポート。雪の降る地域ではかなり重宝されます。

• 車の乗り降りの際に雨に当たらない
• 雪が積もらないので、車の雪かきをしなくて良い
• 冬の寒い朝にフロントガラスの凍結を防げる
• 夏は日よけ対策となる（車内の高温化抑止）

このように、カーポートがあるとに生活が豊かになります。

しかし、常々言っているように物にはメリット・デメリットがあります。カーポートの欠点はというと以下の通りです。

• 雨樋が詰まりやすい
• 屋根の上にボール等が乗ったら取るのが面倒

さて、それでは今日の本題の雨樋の詰まり解消方法は上合（じょうごう）のこの部分を外す事です。

下端（したば）にキャップ止め（止水）してあるだけの形状ですので、この蓋を回して外すと勢いよく葉っぱや泥等が落ちてきます。一通り落ちきったらキャップを元に戻して作業終了です。

簡単ですよね？

業者さんに依頼すると多少なりとも手間賃が発生してしまうかもしれませんし、どの家でも起こりうる症状ですので、是非覚えておいてくださいね。