家づくりコラム
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平屋住宅は敷地が大きくないと建てれないのでしょうか?
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このページの目次
平屋建築の常識を疑ってみましょう
- 建築費用が割高
- 広い土地が必要
一般的に平屋はこのようなイメージがあります。あながち間違いではないと思いますが、工夫の仕方によってはコストを抑えられるかもしれないし、思っている程大きな敷地でなくても建築が可能かもしれません。
そこで今日は皆さんが平屋にいだいているイメージを払拭するような情報をお届けします。
敷地が大きくなてくても平屋建築は可能です
“平屋を建てたい”そう考えた際、大きな土地(100坪以上)を探さないといけないと思うはずです。しかし、実際のところは60坪程度でも充分なのです。
部屋の大きさにもよりますが、4人家族で住むお家の場合に以下のような間取りにしたとします。
- LDK16帖
- 寝室6帖
- 子供室4.5帖×2部屋
- 水廻り
ササッと間取りを描いたので、動線等は全く考慮していませんし、方位も曖昧、そして都合よく上記のような四角い形状の敷地(60坪)があるかどうかはわかりませんが、60坪あるとこのようにゆったりと平屋建て住宅を建築する事が可能です。
気になる費用ですが、同じ面積の住宅で平屋と2階建てを比較するとやはり平屋建ては割高となります。
理由としては基礎(必要となれば地盤改良工事)や屋根が大きいことがあげられます。
- 家づくり=2階建てだと考えがち
- 敷地の周りに建っている家やお友達の家も2階建てばかり
このような意識がある為どうしても2階建てを選択しますが、子供が巣立った時のことを考えて平屋を選択するというのも良いと思います。
次に敷地を60坪くらいにするメリットを見ていきましょう。
60坪くらいの土地を選ぶメリット
先のパートでご紹介したように60坪程度でも充分という事が分かれば以下の費用を抑えらる事に気付いて頂けると思います。
- 100坪ー60坪=40坪分(坪単価5万円と仮定すると200万円)の土地代
- 40坪分の維持費用(草むしり等)
- 駐車場コンクリート等の外構工事費
- 固定資産税や都市計画税
このような事を知っていれば、不要に大きな敷地を探す必要もなくなります。
しかし、大きな土地を購入する事のメリットも当然あります。
- 畑をつくる
- 大きな庭で子供と遊んだり、家族でBBQをする
- ドッグランをつくって愛犬と遊ぶ
このような生活シーンも豊かな暮らしを送る上で大事な視点だと思いますので、一概に大きな敷地が無駄だという事はまったく考えていません。
最後に~なにはともあれ無理のない資金計画を~
大きな敷地を購入するにしても、適度な敷地を購入するにしても無理のない資金計画を立てる事が大事です。【自分達は毎月いくらくらいまで住宅ローンの返済を出来るのか】私達住宅メーカーの人間は無理のない返済計画のご相談にも乗れます(外部のファイナンシャルプランナーさんもご紹介できます)ので、遠慮なくお声掛け下さいね。