2017.1.17(火)
建築基準法ってどんな法律なの?
昨日はブログ書いたり、SNS見てたりしているうちに1日が終わってしまったな~って反省している 明星光紀(あけぼしみつのり) です。あ、来客もあったし、ちゃんとWEB運営についての相談等もしたんだった・・・でも、なんか遊んでた記憶ばっかりで、仕事した感じがしないんですよね~(笑)
あ、分かった!仕事が遊びなのかも!!!
ってそんな事言ったら、「けしからん!仕事はつらくて厳しいものだ!」って怒る方がいるかもしれないですね(笑)
22年前の今日は阪神淡路大震災がありました。平成7年だったので、ボクは当時大学2年生。テレビで高速道路や大きなビルが倒壊しているのを見てビックリしたのを今でも憶えています。
大きな地震(建物被害)があると、ほぼ反省を活かして建築基準法が改正されます。阪神淡路大震災後に起きた大きな地震でも、その都度何かしら改正されてきて、現在の法律になっている訳です。
ところで、建築基準法ってどんな法律なのでしょうか?今日はそんな事についてご紹介します。これからマイホームの建築をされる方は参考程度にお読みくださればと思います。
建築基準法は最低の基準っす
っていきなり衝撃的な見出しかくよね~(笑)あ、語弊がある書き方をしましたが、ちゃんと最終的には納得のいくカタチでブログを締めてますので、ご安心を。
建築基準法の第一条にはこんな事が書かれています。
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
読んだままの通りで、生活の根幹である住宅の最低基準を定めたものなんです。
建築基準法 法令集(2級建築士受験の時にお世話になりました)
でもね、安心して下さい。最低の意味が全然違います(笑)
- ガラスをペアガラスにしなさい
- 断熱材はこの性能以上のものを使いなさい
- キッチンはこんなの、お風呂はこんなの等の指定がない(原則として、トイレは水洗じゃないとダメなのは決まってます)
- 屋根はコレ、外壁はコレみたな決め事もない(防火地域等は除く)
上にあげたような項目(住宅の仕様や性能等)について触れた法津ではなく、生活する上で これはしとかないと都合悪いでしょ。最低限、これは守ってね♪ みたいな事を定めた法律なんです。例えばこんな事が決まってます。
- 敷地は道路に2m以上接していないといけない
- 2階建住宅をメインに建てる事になっている地域はお隣さんの日当たりを考慮して建てなさいね(北側斜線)
- お部屋の面積に対する窓の最低面積
- 建物(住宅)の高さ
- 敷地に対する建物の大きさ
- 家の中の空気を24時間動かせるような設備を備える
- 住宅を建築する前には必ず軟弱地盤かどうかの調査をすべし
等々です。ね?なんとなく伝わります?住宅のスペック云々じゃなくて、生活を快適にするような最低限の取り決めをした感じなんです。ですので、建築基準法通りに建てた家はサイテーではないですし、住み難いものではありません。実際、現行法通りに建築すれば、大きな地震にも耐えられると思います。(ちなみにですが、シティハウスは構造計算をする時に建築基準法の1.3倍の強さになるように設計しています。(計算するのは、木材加工会社ですけどね(笑)))
ただ、断熱に関しては2020年に向けて、断熱材はこんな性能のヤツ以上ね!と取り決められる流れにもなっているので、これからの住宅はもっともっと快適に暮らせるようになっていくと思います。(その分コストも上がりそうだけど・・・)
皆さん、安心してお家を建ててくださいね♪そんな事をお伝えしたかった冬の朝2017でした。
さ、今日も一日頑張ります。ではでは^^
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