家づくりコラム

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住宅関連補助金受給をお忘れなく

明星光紀
更新日

知らない方もいる事を先日初めて知りました

先日、建築許可業務を行なっている会社へ許可申請にお伺いしたところ、隣で相談されている方の内容が耳に入ってきました。

内容はというと【すまい給付金】について。

ご存知の方がほとんどだと思い込んでいたのでその問い合わせ自体に驚いたのですが、どうやら「住宅ローン控除の確定申告をした際に税務署職員の方からその存在を初めて聞いて知った」との事でした。なぜ確定申告で知る事が出来たのかというと、申告の際に各種助成金や補助金を受領したかどうかを申告する必要があるからです。(この種のお金は非課税ですので安心して申告しても大丈夫です。)

当たり前ですが、還付金・奨励金類の補助金はもらえる権利は持ってても行使(申請)しないとお金はもらえません。では、マイホームを建築するとどんな補助金があるのでしょうか?

そこで今日はその一覧をご紹介します。

まずは国の制度からです。

すまい給付金

消費税が5% → 8%にあがった時に設立された際に設けられた補助金です。今年の10月には更に手厚い補助が受けれるようになります。

目安として、源泉徴収票の左上の金額(赤丸のところ)の金額が一定の金額以下だと給付金をもらえます。(実際は県民税の均等割額によって変わります。)

夫婦連名で借入れした場合、それぞれの持分(借りたお金の負担割合)に応じて給付金受給の申請が出来ますので、お間違いのないように申請してください。

参考までに10月以降は以下のようになります。

そして、七尾市でマイホームを建築する方はこんな制度があります。

七尾市関連補助金

【定住奨励金】

七尾市のHPより引用

【七尾産の木材を一定量以上採用したお宅に出される補助金】

この補助金を利用しようとすると支出の方が大きくなりすので、説明は割愛します。

【県外から転入して新築・中古住宅購入した人に100万円】

取得費用の50%を上限に100万円まで補助金。

【七尾市三世代家族住宅リフォーム奨励金】

新たに三世代で同居、準同居を始める世帯や、結婚を機に親と同居、準同居をする世帯で、住居の増改築などの工事をした人を対象に交付されます。準同居・・・それぞれの建物が直線距離で50m以内に居住していること

中能登町関連補助金

【定住奨励金】

 

中能登町のHPより引用

残念ながらシティハウスは中能登町内建築業者ではないので、最下段に記載されている50万円の受給は該当しません。もちろん、その分はしっかり還元できるようにお客様への配慮は欠かしていませんが。

【屋根雪落下防止設置補助事業】

道路や歩道に屋根雪が落下しないように雪止め等を設置する方に10万円(工事費の1/2)を上限に補助金がもらえます。

【石川県三世代ファミリー同居・近居促進事業補助金】

3世代(親夫婦・子夫婦・子夫婦の子)で同居や近居(実家と新居の直線距離が2km以内)する方に30万円の補助が出ます。(県外からの転入は15万円加算されます。)※平成31年度も継続するかはまだHPに出ていませんので、もし該当される方は直接中能登町にお問合せ下さい。

羽咋市

【定住奨励金】

【三世代同居世帯の増築・改修】

共に羽咋市ホームページより引用

志賀町

【定住奨励金】

県外から移転する方(した方)に対して補助金でます。(詳細については町役場(0767-32-1111企画財政課ふるさと創生室)へお問い合わせください。)

【太陽光設置補助金】

1kwあたり7万円(上限28万円)の補助金がでます。(受付期間4月~11月末)予算が200万と枠が設けられていますので、利用を希望される方は事前に問い合わせてくださいとの事です。(0767-32-9321環境安全課)

志賀町は補助が手薄いような気もしますが、志賀町が分譲している宅地を購入すると手厚くフォローしてもらえる制度もありますので、志賀町でマイホームを建築する予定の方はその辺も調べてみて下さいね。

以上、弊社の主要営業エリアでの補助金一覧でした。

最初にも書きましたが、権利はあっても申請しないと受給出来ません。

くれぐれも受給忘れがないようにお気をつけ下さい。