外壁のコケを撤去するオススメな方法

スマホに局地的な豪雨警報のアラームが鳴っては降って、止んだと思ったら、また鳴って降ってを繰り返している石川県七尾市で住宅メーカーのシャチョーをしている　明星光紀（あけぼしみつのり）　です。

昨日は建築ＣＡＤでお世話になっている福井コンピューターさんが来社されました。また新しい取り組みをされるとの事で、ちょっと興味もありながらも斜めに構えて聞いていたりと底意地の悪さを発揮しながらプレゼンをお聞きしました。

うん。でも面白かったので、前向きに検討したいと思います♪

今日のブログは昨日の流れを受け継いで、外壁についてしまったコケの撤去方法についてです。「なんかして外壁のコケをとりたいんだよね～」と思っている方は良かったら参考にして下さいね^^

 外壁は意外と繊細な素材なので、ご注意を。

昨日のブログでは北側と書きましたが、北側に限らず、日光や風が当たらないところでは外壁（主に窯業系サイディングとかモルタル）を採用しているところはコケが生えてしまいがちです（汗）

ですので、今も昔もお客様から受ける質問のひとつに　外壁のコケの落とし方　があるんです。

日当たり、風当たり、が悪い北側の外壁に良く生えがちなコケ

最近の外壁の主流は　窯業系サイディング　といわれる材料です。この材料は良い面、悪い面があるのですが、外壁の性能についてのブログは　コチラ　をお読み下さいね♪

ボク自身も自宅の外壁に生えた事があり、お掃除した事があります。今でもうっすらと生えてますけどね（汗））
その時はどうしたかというと、お尻のところにホースを接続出来るようなデッキブラシを購入して、ゴシゴシと擦って落としました・・・・

こんなホースです

が、実はこの方法は完全にＮＧなんです！（あ、ゴシゴシ擦ったのはほぼ素人の時っす(汗））

何でＮＧかというとサイディングの表面には何層もの塗装がされていて、ゴシゴシ擦ると塗膜がドンドン剥がれていくからなんです。最悪の場合は外壁の基材が傷んでしまうなんて事も・・・  

こんな感じで何重にも塗装が施されています

 ではどうすればいいのか?

いつもお世話になっている　旭トステム外装さんのボクがめっちゃ信頼している社員さん（あ、地村さんっていう方です。同業の方は是非カレを担当者に指名すると良いと思います！マジで！）に聞いてみました。カレの見解は以下の通り。

各外壁メーカーさんで組織している　日本窯業外装材協会　で推奨しているのは２通り

１．食器用洗剤等の中性洗剤を柔らかいスポンジに含ませてそーっと（汚れを）拭き取る

２．ワンステップクリーナーを吹き付ける

ちなみに２．のワンステップクリーナーはどんな商品か調べてみました。こんな商品で、アマゾンとかにも売ってます。

すみませんっ！実はまだ実際に試していないので、効果の程は分かりません（汗）

これは吹き付けてから行って期間を経過すると汚れが落ちてくる・・・という代物らしいです。但し、２階の手の届かないところは脚立や梯子が必要になってきますので、作業の際には注意が必要です。

各メーカーさんに　セルフクリーン機能（雨等で汚れが勝手に落ちるという類の機能を持つ外壁）がついている外壁は防カビ性は持っていないそうなので、ある程度の防カビを期待したのであれば、フッソ系の薬品が配合されている外壁がオススメだそうです。（もちろん、お値段はそれなりに上がりますけどね）

参考までにこんな質問もしました。

市販のカビキラーはどうなの？

って。カレの回答は明白。「基本的に塗膜を傷める恐れがあるからダメ」ですって（汗）

という訳で、不幸にも外壁にカビがついてしまった場合は今日ご紹介した方法を試してみて下さいね～。あ、もし良かったら効果の程を教えて下されば助かります（笑）

今日は以上でーす。では！

 

 

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