ゴールは契約ではなくお引渡しの時に見れるお客様の笑顔です

今日は朝から七尾市内でご建築頂く M様邸 の地鎮祭がありました。天気も良くて、最高のコンディションでのお祭りでした!M様、おめでとうございます。

お若い神主さんがお祭りしてくれました♪

昔、ボクが安くて良いものは売れると信じていた頃、当時の工務(現場監督)にこんな事を言った事があります。いや、言うだけでなく結構マジでそう思っていた記憶があります。

どんな言葉かというと、

もう(お客様との)契約は終わったし、ボクの仕事も終わりました。後は(工事)お願いしますね。

みたいな言葉です。今もまだ覚えているという事はよっぽど発言した事に対して後悔していたのかな?(汗)おそらく、工務も「はぁ?お前何言っとんねん!」って感じだったでしょうね。ボクは当時、専務だったから思うだけで言えなかったでしょうけど。。。

今思っても本当に最悪な発言です。今のボクなら当時のボクを張り倒してるでしょうね(笑)

何でこんな事を言ってしまったのかというと、お客様の事ではなく、自分の事しか考えずに仕事をしていたからです。契約がゴールだと思っていたし、ご契約頂いた時は飛び上がる程嬉しくて、「ノルマ達成に近づけたーーー」って気が楽になって、もうその日は他の仕事しなくていいや。なんて思ってましたもんね(汗)さらに、口では「お引渡ししてからが本当のお付き合い」とか言ってるくせに全然感情と行動が伴っていなかったんですよね~。

もちろん、当時のボクは全然家を売れません。当たり前ですよね。そんな考えが顔に出ていたでしょうしね。

恥ずかしながら、本当にお客様の事を考えられるようになったのはここ数年です。それくらい自分に余裕が無かったんでしょうね。社長になってからは赤字を出さないように数字ばかり見てたし、業者さんに対しても、自社の利益の為に「とにかく値段を下げて!」ってお願いしてました。

本当に最悪です。。。もちろん業績も褒められたものじゃありませんでした。

では、今はどうなのか?

数字以外の事も考えながら全体を俯瞰できるような余裕も出てきました。ですので、今は過去の失敗を繰り返さないようなお仕事をしているつもりです。(まぁ、完璧には出来ていませんけどね(苦笑))

どういう事かというと、お客様とのご契約がゴールではなく、工事期間中にしっかりお客様の不安を解消出来るような対応や満足して頂けるような提案が出来ているいるか?はたまた、お引渡しの時にお客様の笑顔を見れるのか?という事を考えながらお仕事を出来るようになりました。

そうです!お引渡し時のお客様の笑顔がゴールなんです。

本気でそう思ってます。だから、最近ではご契約して下さっても昔ほど嬉しくはありません(笑)あ、嬉しいのは嬉しいですよ。でも、それよりはお引渡しの時の笑顔を見れた時の方が数倍嬉しいんです^^

ゴールは契約ではなく、お引渡し時の笑顔

そんな事を地鎮祭に参列しながら気持ちを新たにしました。さ、今日は朝から他にも嬉しい事あったし、一日ノリノリでお仕事頑張ります♪

では!

 

 

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